内視鏡検査は苦しい?検査シーン別の対策方法のまとめ
胃の中をきれいにするための下剤による腹痛
内視鏡検査を行う際は、カメラで検査する胃の中をからっぽにしなくてはいけません。
そこで前日の夜から食事を控えるのに加えて、検査当日には下剤や腸管洗浄剤を飲みます。
黄色の水のような便が出るようになれば内視鏡検査が可能になりますが、薬の副作用で腹痛や吐き気、気分不良などの症状が出ることもあります。
こうした場合は検査を受けるクリニックに連絡し、相談するようにしましょう。
内視鏡を挿入するときの吐き気
内視鏡検査では、胃カメラや大腸カメラを入れる際に、えづきや吐き気をもよおす場合があります。
吐き気の感じ方には個人差がありますが、カメラを口から入れる経口挿入よりも「鼻から入れる経鼻挿入の方が比較的楽だ」という方が多いようです。
内視鏡挿入時の吐き気が気になる方は、経鼻挿入が可能かどうか相談してみると良いでしょう。
ただし、鼻の粘膜が弱い方や鼻炎の方などは、経鼻挿入が望ましくないと判断されることもあります。
鎮静剤の副作用
内視鏡検査を実施する際、患者さんの負担を減らすために鎮静剤が用いられます。
鎮静剤を使用すると、検査の不快感や苦痛が軽減される一方で、副作用も存在します。
鎮静剤の副作用としては、血圧が下がりすぎる、呼吸が弱くなることなどが挙げられます。
そのため、検査後には休息が必要ですし、検査当日には車の運転などができません。
また意識を失うケースがあることも留意しておきましょう。
苦しくない内視鏡検査ができるクリニックを探そう
内視鏡検査は、検査時に苦痛や不快感を感じることも少なくありません。
病気の早期発見や治療のために必要なこととはいえ、そうした苦痛や不快感はなるべく避けて通りたいですよね。そのため少しでも苦しくない検査が受けられるように、患者の負担を減らす工夫を凝らしているクリニックで検査を受けましょう。
京都で内視鏡検査を受ける場合には、十倉佳史胃腸内科クリニックがおすすめです。